GPS2017カナダ大会男子FSの分析



Screenshot_20171028-231433.jpg

なんとか無良選手の前で起きてライストで見れた
女子が中途半端な時間にしてるから睡眠時間が😅



○無良選手


3A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2T → 0

 プラス項目 0つ


2Lo → -2

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない着氷 -2


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持


CSSp → 0

    プラス項目 1つ
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


3Lz → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   回転不足 -2
   ステップアウト -2


3A+REP → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップアウト -2


3Lz+REP → -2

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップアウト -2
   片手タッチ·ダウン   -1


FCSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


2F → -2

 プラス項目 1つ
   6) 入りから出までの流れが十分

 マイナス要素
   エッジエラー -2


3Lz* → 点数ないけど書いとく

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   回転不足 -1
   ステップアウト -2


ChSq → +1

 プラス項目 3つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


自己採点のGOE合計は-0.8

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171029-142035.jpg
プロトコルのGOE合計は-0.68

自己採点との差は+0.12






○宇野選手


4Lo → 0

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分

 マイナス要素
   回転が足りない -1


3Lo → -2

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   片手がタッチ·ダウン   -1


3A → +1

 プラス項目 4つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


FCCoSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   8)音楽構造に要素が合っている


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   8)要素が音楽構造を高めている


4F → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1
   回転が足りない -1
   ステップアウト -2


4T → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   回転不足 -1
   転倒 -3


4T+2T → 0

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   8) 音楽構造に要素が合っている

  マイナス要素
   拙ない着氷 -1


3A+1Lo+3F → 0

 プラス項目 2つ
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1


3S+3T → 0

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る


ChSq → +1

 プラス項目 1つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分


CCoSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


自己採点のGOE合計は-5.2

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171029-142006.jpg
プロトコルのGOE合計は+5.83

自己採点との差は+11.03




拙ない踏み切りとテクニカルがスルーの回転不足を無視すると差は7.73だから
最近の試合ではまだマシか…

これでマシって言えるってもうね





転倒でのディダクションfalls:-1がついてないな



4Tで転げてたが…
videotogif_2017.10.29_12.12.28.gif
ジャッジは全員GOE-3つけてるぞ〜
転倒じゃないと判断していたら-2が何人かいそうだが…宇野選手の場合は特に


着氷直後の右足の時は体重の50%は手に乗っていないかもだが、
左足になった後にどう見ても手の方が体重多く乗ってるようにしか見えない時があるけど



比較としてステップアウトの形で転倒扱いのものを
似たような体勢にはなってないけど他にパッと思い付かなかったので

羽生選手 ソチオリンピックFS 3F
videotogif_2017.10.29_16.52.36.gif
これfall扱いなんだけどな


テクニカルスペシャリストが転倒と判定したけどテクニカルコントローラーが修正したのか、そもそもテクニカルスペシャリストが転倒の判定をしなかったのか…



4Lo
videotogif_2017.10.29_10.59.10.gif
前向き踏み切りは…エッジ系は判断が難しいってことでスルーかな?
公平に判定されているならそうなんだろうけどね
通常速度では自分はエッジ系はほとんど判断できないのでこれはあまり文句言えないけど

判定できないなら踏み切りの判定もスロー再生可能にしろよって思う

自分が通常速度で判断可能なエッジ系のごまかした踏み切りが女子FSであったけど
そちらはDG判定されてたので今回のテクニカル陣は判定能力がないわけではない

判定能力があるなら、トゥ系のスルーは何でかな〜とも思う
トゥ系はスローでなくても自分はわかるのだが


着氷の回転も足りないように見えるな

身体は前向き、ブレードは90度
カメラの角度がいいのでトレース痕も判断材料になるけどトレース痕も90度

身体が前向きだから他の選手だと回転不足とられそう
ブラウン選手の3Aがそんな感じでとられてると思うが


4Tの回転不足をとるのに4Fの回転不足はとらないのね??
踏み切りは安定のスルーだろうけど、着氷の回転不足はどうしたのかな〜

何故4Tだけ回転不足をとったかは基礎点マイナスも
回転不足をとったときのGOEの減点も一番少ないからだろうけど

全スルーはテクニカルの能力疑われるしな


最後のスピンは最後のポジションでトラベリングしてるように見えるけど
ほぼ毎回なのにきちんと見られないのかねぇ?

まあ、スロー映像でフィニッシュのときの足下の氷の跡をみるといつもよりも移動距離はマシだし
このFSでは他の選手もこれぐらいならGOEを引き下げるまでは
してないことが多いっぽいので自分もスルーするか

でも、+3はないと思うがな




○チャン選手


4T → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


3Lz → -1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   片手がタッチ·ダウン   -1


2A+1Lo+2S → 0

 プラス項目 1つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   6)無駄な力が全くない


3T → +2

 プラス項目 5つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2Lo → 0

 プラス項目 1つ
   8) 音楽構造に要素が合っている 


CCSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


3Lz+REP → -1

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   片手がタッチ·ダウン   -1


3F → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


FSSp → 0

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   8)音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   フリー·フットがタッチ·ダウン -1


StSq → +3

    プラス項目   7つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   4)深いはっきりとしたエッジ
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持 
   7)開始から終了まで無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+2.7

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171029-142028.jpg
プロトコルのGOE合計は+4.85

自己採点との差は+2.15


SPに続いてFSでもPCSが宇野>チャンに

SPではチャン選手にプロトコル上でGOEマイナスがつくミスがあるからと言い訳するなら
FSはどう言い訳する?
パッと見のミスの数は同じ
GOEの引き下げは宇野選手の方が大きい
チャン選手に抜けがあるので…とするならSPで宇野選手にも抜けがある

試合前にメディアが宇野選手は表現力で攻めるとか言ってたので
(もともと演技に見合わぬほど高いと自分は思う)宇野選手のPCSを上げるつもりかとは思っていたが
まさかチャン選手よりも高くなるとは
よりによってチャン選手のホームで…



○ブラウン選手




4T → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   回転不足 -1
   転倒 -3


3A → -1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   回転不足 -1
   拙ない着氷 -1


CCSp → +3

    プラス項目 6つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   5)良い、力強い姿勢
   6)独創的でオリジナリティがある
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


3F → +2

 プラス項目 5つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


StSq → +3

    プラス項目   7つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   4)深いはっきりとしたエッジ
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   6)独創的でオリジナリティがある
   8)要素が音楽構造を高めている


3A+3T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


3Lz+1Lo+3S → 1

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   エッジエラー -1


ChSq → +3

 プラス項目 6つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


1Lo → 0

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   空中姿勢の拙劣 -1


3Lz+2T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A → +2

 プラス項目 5つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+8.2

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171029-142012.jpg
プロトコルのGOE合計は+7.19

自己採点との差は-1.01


ラストのスピンは少々トラベリングあり
スルーしたけど





えーっと、FSで明らかにおかしい採点したのは
ジャッジパネルはJ1,J2,J4,J7,J8
テクニカルパネルのスペシャリストかコントローラーあるいは両方


テクニカルはスペシャリストの方が怪しい


どんな人かは知らないが、
テクニカルスペシャリストの人がどの試合に審判団にいたか調べてみたら

Scott DAVIS (USA)


World Team Trophy 2017    Assistant (Senior ladies)

Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2015    Specialist (Senior men, Junior men)

Skate Canada Autumn Classic 2015        Specialist (Senior men, Junior men)

                  Assistant (Senior ladies, Junior ladies)

World Team Trophy 2015    Assistant (Senior ladies)

Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2013    Specialist (Senior men, Junior men)

World Team Trophy 2013    Specialist (Senior men) Assistant (Senior ladies)

Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2011    Specialist (Senior men, Junior men)

                     Assistant (Senior ladies, Junior ladies)

Japan Open 2010    Specialist (Senior men, Senior ladies)

World Championship 2008    Specialist (Senior men)

World Championship 2006    Specialist (Senior men)

European Championship 2006    Specialist (Senior men)

Trophée Eric Bompard 2005    Specialist (Senior men) Assistant (Senior ladies)


12回のテクニカル経験で日本での試合が5回も


アシスタントはフランス人
ジャッジのフランスは露骨におかしい採点してるしな


テクニカルの判定はスペシャリストの2人が揃っておかしい判定をすると
コントローラーは判定を覆せない

もちろん3人仲良くスルーの可能性もある


ごまかした踏み切りは
『通常速度でははっきりとは判定できないのでスケーターズフェイバーを…』
とか言い訳できそうだが、
(そんな言い訳するとスロー再生で判定するようにしろよって言われるのでしないだろうけど)
でも、ほとんどの選手が見られてマイナスされる着氷の回転不足と転倒のスルーは許せないな



試合の後にメディアが揃って5回連続300超えとか報道してるけど、アホらしいわ
ジャパンオープンがフリーだけでよかったね
次は『この記録がどこまで続くか』ってするのか??

それがしたいなら非公式試合で一人でしてくれませんかね
テキトーな試合でもつくって
宇野杯の名前でもつけたらメディアがさらに持ち上げるでしょうよ