GPS2017アメリカ大会男子SPの分析





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○無良選手


4T → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップ/動作から直ちにジャンプしない -1
   回転不足 -2


3A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


FCSp → 0

    プラス項目 1つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分


CSSp → 0

    プラス項目 1つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分


3Lz+3T → -1

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   オーバーターン -1


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


自己採点のGOE合計は-1.2

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171127-082352.jpg
プロトコルのGOE合計は-1.22

自己採点との差は-0.02






○ボロノフ選手



4T+3T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3Lz → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップ/動作から直ちにジャンプしない -2


FCSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


3A → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +1

    プラス項目   3つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている


CSSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+4.1

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171127-082343.jpg
プロトコルのGOE合計は+4.02

自己採点との差は-0.08





○リッポン選手




3F+3T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A → -1

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙い着氷 -1


FCSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


3Lz → +1

 プラス項目 5つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   ステップ/動作から直ちにジャンプしない -1


CSSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+5

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171127-082308.jpg
プロトコルのGOE合計は+6.74

自己採点との差は+1.74





3Lzは引き下げるか微妙だとは思うけど






○チェン選手



4Lz+3T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


FSSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分  
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


CCSp → 0

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数

 マイナス要素
   必須回転数に満たない -1


4F → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップ/動作から直ちにジャンプしない -1
   拙ない着氷 -1


3A → -2

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   オーバーターン -1


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+0.5

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20171127-082304.jpg
プロトコルのGOE合計は+5.58

自己採点との差は+5.08





さすがアメリカのホームだな…




CCSp
videotogif_2017.11.28_10.24.19.gif
左足が6回転未満では…





4F
コネクティングステップらしきものがジャンプからかなり離れている&
ジャンプ自体も乱れて加点って…





またPCSで爆盛アピールするジャッジが出現
9.75,9.75,10.00,10.00,10.00ってつける決まりがあるのかな?

選手によって10.00の価値が違いすぎだろ





ここには書かなかった選手のSPでの見落とし
  ⇓⇓⇓
テクニカルの見落とし
レイノルズ 3Aの回転不足UR
ハンヤン ステップの右足クラスターで跳ねてる
コフトゥン 4Sの回転不足UR

ジャッジの見落とし
マイナー FCSpの左足6回転未満J2,3,4,5,8


自分が気づいたのだけでこれだけあるのだが…
ジャンプの回転不足判定は回転不足をとられているものを見る限り甘いって感じはないし



木の葉(前回大会の特定選手の見逃し)を隠すために
森(表彰台に関係なさそうな選手での見逃し)をつくってる??

考えすぎかな…?