平昌オリンピック、男子FSの分析




Screenshot_20180208-201859.jpg


テクニカル

Referee    RHEE Chihee (韓国)
Technical Controller    LOCATELLI Raffaella (イタリア)
Technical Specialist    KOSTIN Konstantin    (ロシア)
Assistant Technical Specialist     OLAVARRIETA Ricardo (メキシコ)


男子FSのジャッジ

Judge No.1    GUSKOV Yuriy (カザフスタン)
Judge No.2    PARKER Lorrie (アメリカ)
Judge No.3    NUMANOVA Saodat (ウズベキスタン)
Judge No.4    YAMAMOTO Sakae (日本)
Judge No.5    ZAYDMAN Albert (イスラエル)
Judge No.6    KOZHEMYAKINA Olga (ロシア)
Judge No.7    CHEN Weiguang (中国)
Judge No.8    KOSINA Richard (チェコ)
Judge No.9    ABELE Agita (ラトビア)

この中でJ1は全体的に甘い採点のようですね


今回はテレビ放送の映像とNHKピョンチャン2018VRアプリでチェックしています
上空からの映像だと分からないし



○田中選手



4S → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


4S+REP → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


3A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


CSSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +1

    プラス項目   3つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている


4T → -1

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   オーバーターン -1


3A+REP → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


3F+3T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz+2T+2Lo → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


ChSq → +1

 プラス項目 2つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+0.3

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150342.jpg
プロトコルのGOE合計は+0.03

自己採点との差は-0.27




○チェン選手



4Lz → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


4F+2T → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


4F → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   1ジャンプでの両手がタッチダウン -2


CCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持


4T+3T → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


4T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


4S → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3F+1Lo+3S → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   8)要素が音楽構造を高めている


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+10.6

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150039.jpg
プロトコルのGOE合計は+12.53

自己採点との差は+1.63




SP17位から総合5位に

点数が団子状態だったのでごぼう抜きできるだろうと思ってたけど、
ここまでできるとは……凄い

エキシビション圏に入ってきとる



J2のアメリカジャッジも頑張っていますね
自分は曲は何でもいいんじゃないかと思うようなプログラムだなと思ったけど




○コリヤダ選手

また4Lzの豪快転倒でGOE-2つけてるジャッジが2人
J1(カザフスタン)とJ6(ロシア)
これで0.23お得に




○リッポン選手

3A+2T+2Lo
解説『これは下で回ってからジャンプしてますので
2Loがダウングレード判定になるかもしれません』⇐これはごまかした踏み切りの説明ですよ

……で、テクニカルはしっかりとごまかした踏み切りでDGをとりました

リッポン選手は2Loでたまにしていると思う
でもリズムが乱れないとほぼ見られないしDGもとられない



○ジン選手



4Lz → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


4S → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A+1Lo+3S → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分 
   2)すばやくスピンの軸をとることができる 
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数 


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


4T → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


4T+2T → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3Lz+3T → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3F → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


CSSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


StSq → +1

    プラス項目   3つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている


CCoSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


自己採点のGOE合計は+8.3

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150246.jpg
プロトコルのGOE合計は+7.29

自己採点との差は-1.01





コケてしまったかぁ…
これであの選手を表彰台にねじ込む理由を与えてしまったと悟る

J7の中国ジャッジ……頑張りすぎだろ
まあ、1人で頑張っているだけだし自国の選手が対象だし
まだかわいいものだともう思えてしまうけどな



4T

解説が回転不足を指摘
以前から贔屓のライバルのエラーはしっかり指摘するこの解説者

たしかにこのジャンプは回転不足であり、
プロトコルをみると回転不足はとられていないのだが、
この選手以外も何人かちょっと足りないぐらいのやつは今回スルーがある
このジャンプは他選手でもスルー範囲内なだけだと思う


CCoSp
キャメルが2回転未満だと思うが、これもちょっとなのでスルーですかね




○羽生選手



4S →+3 

 プラス項目 6つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   6) 入りから出までの流れが十分  
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


4T →+3

 プラス項目 6つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   6) 入りから出までの流れが十分  
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


3F →+3 

 プラス項目 7つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り  
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   6) 入りから出までの流れが十分  
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分  
   2)すばやくスピンの軸をとることができる  
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数  
   7)全局面でのコントロールが十分  


StSq → +3

     プラス項目   6つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技 
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分  
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている  
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持  
   7)開始から終了まで無駄な力が全くない  
   8)要素が音楽構造を高めている  


4S+3T →+2

 プラス項目 5つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


4T+REP → -2

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  

 マイナス要素
   ステップアウト -3


3A+1Lo+3S →+2

 プラス項目 5つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り  
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


3Lo →+2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る  
   4)高さおよび距離が十分  
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方  
   8) 音楽構造に要素が合っている  


3Lz →-2

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   ステップ·アウト -2


FCSSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分  
   2)すばやくスピンの軸をとることができる  
   5)良い、力強い姿勢  
   7)全局面でのコントロールが十分  
   8)音楽構造に要素が合っている  


ChSq → +3

 プラス項目 8つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技    
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分  
   3)十分に明確で正確  
   4)全身が関わり十分にコントロールされている  
   5)独創的でオリジナリティがある  
   6)無駄な力が全くない  
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している  
   8)要素が音楽構造を高めている  


CCoSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分  
   2)すばやくスピンの軸をとることができる  
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数  
   5)良い、力強い姿勢  
   8)音楽構造に要素が合っている  


自己採点のGOE合計は+16.9

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150055.jpg
プロトコルのGOE合計は+16.99

自己採点との差は+0.09





……ここまで差がないのって久しぶりかも。よくマイナスになっていたのに

SPノーミス1位で折り返したのが効いたのかな
スペインジャッジはいないし中国ジャッジはジン選手がコケたのもあるかも

その中で絶対にGOE+3をつけないJ2のアメリカジャッジ

チェン選手はチャン選手が終わった時点で2位でまだ3人いるから
メダルの可能性あんまりないと思うよね、普通は……何でしてるんだ?

フリーだけの順位で抜かれるのが嫌だったから…とかか??
でもそれならフェルナンデス選手にもするだろうしな……




○フェルナンデス選手



4T → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


4S+2T → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A+2T → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


CSSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


2S → +1

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lo → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3F+1Lo+3S → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz → +3

 プラス項目 6つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


FCCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +3

    プラス項目   6つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   7)開始から終了まで無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+17.1

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150208.jpg
プロトコルのGOE合計は+17.41

自己採点との差は+0.31





フェルナンデス選手がノーミスだったら羽生選手を逆転可能って状況で
マジメに採点するジャッジ達……………って、えぇぇ!??

この状況なら以前はけっこう甘く採点してたよね…?何で??
最初のジャンプが本人比で良くなかったからミスしそうだと判断したの???

…………公平に採点していただいて嬉しいですけど…驚いた
羽生選手が1位である状況を無理してひっくり返そうとは思わなかったってことか…?





○宇野選手



4Lo → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   回転が足りない -1
   転倒 -3


4F → 0

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙劣な踏み切り -1


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


FCCoSp → +1(⇐本当は無価値かもよ?下に詳細記述)

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


StSq → +1

    プラス項目   3つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている


3A → +1

 プラス項目 2つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る


4T+2T → -2

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   ジャンプ間で流れが無い/方向を失う/リズムが無くなる -1
   フリー·フットがタッチ·ダウン   -1


4T → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A+1Lo+3F → 0

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙劣な踏み切り -1


3S+3T → +1

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +1

 プラス項目 2つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+0.2

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180217-150140.jpg
プロトコルのGOE合計は+7.87

自己採点との差は+7.67




いつもよりもジャッジのGOEは控えめですね。踏み切りを無視したら+5.96だから

3Aまでは高めだけど、
それ以降はいつもよりは控えめだからヤバイとジャッジ達は思ったんじゃないか?
J7の中国ジャッジはフェルナンデス選手も厳しいのでこっちも厳しくしただけだが


GPFでもヤバイと思ったんじゃね?と感じた部分がある
……演技が崩れた後は安心したのかモリモリに戻っていたが



ジャンプがめっちゃ汚いですね
着氷で回転不足がないと流れゼロになるのか?

普通は回転不足だと流れないことが多いのだけど

チャン、羽生、フェルナンデスと決まれば質のいいジャンプの選手が続いたので、余計に汚く感じる






4Lo

実況『先ずは4回転フリップ❗』⇐ そう見えます?
この選手のジャンプの跳び方はフリップもループも同じだからね
プレパレーションは違うけど

レビューありだけど回転不足が見逃されていますね。解説も演技後に回転不足を指摘

他選手では回転不足をとられている程度ですよ
ジー選手は3Aを120度ぐらいでUR判定受けてます

こちらは130度ぐらいは確実に足りないし、身体も前向き





4F

NHKのVRアプリのhighでジャッジ席側からどう見えるか確認したが、
ブレードがベッタリ踏み切りがよく見えますよ

着氷の回転は足りてます。踏み切りはいつもどおりですけどね





FCCoSp

キャメルが2回転未満。ちょっとどころではない、半回転近く足りない
さらにアップライトも2回転未満。こちらはちょっとだけど

これだとシットポジションと非基本姿勢しかないことになるので、
コンビネーションスピンは無価値にしないと

ちょっとだけのは他選手にもスルーがいるので、アップライトをありにしても
FCCoSp3Vなのだけど



レビューありだが全てスルーされている




3A

解説『堪えましたね』

堪えたジャンプに堪えもていないフェルナンデス選手の3Aと同じ加点がつく不思議
ジャッジは着氷を見ているのか?

『+3つけるつもりだったけど、堪えたから-1引き下げて+2』なら
実際とは違う点数になるし、そもそも演技前につける点数が決まっているってことだよね






さて、ここからは自分の想像です


何が『ヤバイとジャッジ達は思ったんじゃないか?』ってのは
もちろん羽生選手じゃないよ。
コケた時点で宇野選手が1位ってのはモリモリでも無理になったから


フェルナンデス選手の方ね
そうでなければ多分最後までモリモリだったと思う




4Loは誰がみても回転不足とるような転倒だし、スピンも同様

テクニカルがお仕事したらフェルナンデス選手が2位になるように
ジャッジは後半モリモリを止めたけど、何故かテクニカルはお仕事せず



どういう事情があるのか知らんが宇野選手が2位にねじ込まれたっていうね…


フェルナンデス選手よりも宇野選手の方が上にされたのはビックリだった





自分はオリンピックでさえも思惑丸見えな採点を見て怒るではなくドン引きです





金メダルが相応しい選手のもとにいったのが唯一の救いかな





これでこのブログは一旦終わりにします

どの国でもどの試合でも同じ選手が優遇され続けるのなら原因は一つだし、
機械判定にしない限りは続くでしょうね…採点ルールが変わっても

そのような気がする