世界選手権2018女子FSの分析

Screenshot_20180319-231437.jpg


女子FSをリアルタイムで見てその後にお仕事に行って、
その後に男子FSを見て終わったら力尽きた(笑)


男子FS終了後にISUのサーバーもダウンしてたという話が……
ダウンした理由は…まあ、予想できるけどね


シーズン最初と何も変わっていない…ではなく、
何度もなるってことは状況は悪くなっていると認識したほうがいいと思うけど




競技順に女子から書くかな





女子FSのジャッジパネル

Judge No.1    Ms. Masako KUBOTA (日本)
Judge No.2    Ms. Natalia KRUGLOVA (ウクライナ)
Judge No.3    Mr. Matjaz KRUSEC (スロベニア)
Judge No.4    Ms. Marketa HORKLOVA (チェコ)
Judge No.5    Ms. Francoise DE RAPPARD    (ベルギー)
Judge No.6    Ms. Pirjo ELO    (フィンランド)
Judge No.7    Ms. Lynne DEY (カナダ)
Judge No.8    Mr. Allan BOEHM (スロバキア)
Judge No.9    Ms. Catherine L. TAYLOR (オーストラリア)





○リンドフォース選手



誰やねん?とは言わないでね (←家族に言われた)
テレビ放送内で演技していますよ




冒頭の3Lz+3Tにご注目
videotogif_2018.03.25_18.28.18.gif

これ、転倒扱いされています。プロトコルでFalls:-2.00(2)になっているので


手に体重が乗っているので転倒扱いであってます
すってんコロリンだけが転倒ではないんですよね




ジャッジのGOEにも注目してみましょう

Screenshot_20180325-155738.jpg


正解者の数が………って感じ





○テネル選手



3Lz+3T → 0

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分

 マイナス要素
   エッジエラー -1


2A → +1

 プラス項目 3つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


3F → -1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分

 マイナス要素
   回転不足 -2


LSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持


2A+3T → -1

 プラス項目 1つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方

 マイナス要素
   回転不足 -1


3Lz+2T+2Lo → -1

 プラス項目 1つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方

 マイナス要素
   エッジエラー -1


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとした/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3S → +1

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +2

 プラス項目 4つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+5.9

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072556.jpg
プロトコルのGOE合計は+6.64

自己採点との差は+0.74




何だか、シーズン初めはキレイに跳べていたのに
徐々に質が悪くなっていっているのが気になるのですけど





○樋口選手



3S → +2

 プラス項目 5つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz+3T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


2A → +2

 プラス項目 5つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz+3T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A+2T+2Lo → +2

 プラス項目 4つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3F → +1

 プラス項目 3つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   8)要素が音楽構造を高めている


LSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+11.8

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072439.jpg
プロトコルのGOE合計は+12.21

自己採点との差は+0.41





ステップ辺りから鳥肌立ったわ









○オズモンド選手



3F+3T → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


2A+3T → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   オーバーターン -1
   フリー·フットがタッチ·ダウン   -1


3Lz → 0

 プラス項目 5つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   エッジエラー -2


FCCoSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


LSp → +3

    プラス項目 6つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   5)良い、力強い姿勢
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


3Lo → +3

 プラス項目 6つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3F → +2

 プラス項目 5つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3S+2T+2Lo → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A → +1

 プラス項目 3つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


ChSq → +3

 プラス項目 6つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   6)無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+12.4

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072428.jpg

プロトコルのGOE合計は+13.23

自己採点との差は+0.83





○デールマン選手


3S+2A+SEQ

演技中にレビューはついていないのに3Sが回転不足UR判定になっているんだが

…っていうか、何で3S?
2Aの方が微妙だと思ったけど





○宮原選手



3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz+3T → -2

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1
   回転不足 -2


3F → 0

 プラス項目 3つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1


FCSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


StSq → +3

    プラス項目   6つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   7)開始から終了まで無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


3Lz+2T+2Lo → -2

 プラス項目 1つ
   3)空中での姿勢変形/ディレイド回転のジャンプ

 マイナス要素
   回転不足 -1
   ジャンプ間で流れが無い/方向を失う/リズムが無くなる -1


2A+3T → +1

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


2S → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   転倒 -3


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   6)無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


2A → +1

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


LSp → +3

    プラス項目 6つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   5)良い、力強い姿勢
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+5.5

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072523.jpg

プロトコルのGOE合計は+7.12

自己採点との差は+1.62







○ザギトワ選手



ChSq → +3

 プラス項目 6つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   6)無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


FCSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


StSq → +3

    プラス項目   6つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   7)開始から終了まで無駄な力が全くない
   8)要素が音楽構造を高めている


3Lz → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   転倒 -3


2A+3T → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   回転不足 -2
   転倒 -3


3F+2T+2Lo → -1

 プラス項目 3つ
   3)空中での姿勢変形/ディレイド回転のジャンプ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1
   ジャンプ間で流れが無い/方向を失う/リズムが無くなる -1


LSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


3Lz+3Lo → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   回転不足 -1
   転倒 -3


3S → -1

 プラス項目 3つ
   3)空中での姿勢変形/ディレイド回転のジャンプ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   回転不足 -2


3F → +2

 プラス項目 5つ
   3)空中での姿勢変形/ディレイド回転のジャンプ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A → 0

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る


CCoSp → +2

    プラス項目 5つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+0.9

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072618.jpg
プロトコルのGOE合計は+2.71

自己採点との差は+1.81





どっかのインタビューで最初が成功すると
後も上手くいくって言ってたっけな(うろ覚え)



ジュニアの時に最初のジャンプが失敗して続けてバタバタ崩れたのを思い出したわ
最初で失敗するとダメなプログラムなんだな




TESカウンターがFCSpのときGOE+1.5の満点で止まっていたのに
プロトコルでは満点ではなくなっている

演技後に下げたのか?
後の要素はステップだから全員が採点できるまでに表示が変わったってことは考えにくい





3コケでPCSが69.87ね
高止まりさせなかったのはいいけども



ちょっと本人の今シーズンのPCSを並べてみましょうか

 69.52 (ロンバルディア)   ⇐ ノーミス
 68.35 (GPS中国大会)    ⇐ 3Lz回転不足
 69.54 (GPSフランス大会)  ⇐ ノーミス
 70.42 (GPファイナル)     ⇐ 2A+3Tオーバーターン、3Lzステップアウト
 75.30 (欧州選手権)    ⇐ ノーミス
 75.03 (平昌オリンピック) ⇐ ノーミス
 69.87 (世界選手権)    ⇐ 転倒3回、回転不足3つ


シーズンが進んでブラッシュアップされて徐々にPCSが上がるのは分かるのだけど、
本人比でも3コケがノーミス演技よりも良い演技扱いってどういうことよ?




○コストナー選手



2Lz → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


3F+2T → +2

 プラス項目 5つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3F → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


3Lo → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


3T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


1A → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   ステップアウト -2


3S → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   転倒 -3


ChSq → +3

 プラス項目 6つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   6)無駄な力が全くない
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


FCSp → 0

    プラス項目 1つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分


CCoSp → -2

    プラス項目 1つ
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数

 マイナス要素
   足換えが拙劣 -1
   フリー·フットがタッチ·ダウン -1


自己採点のGOE合計は+5.7

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180324-072608.jpg

プロトコルのGOE合計は+8.73

自己採点との差は+3.03





FCSp

レベル4になっているけど、チェンジエッジが微妙……
フラットになっている時があるように見える

アップワードは2回転していないし


よくこれでレベル4取れたね?





CCoSp

足換え前に回転速度が落ちていってたので、
足換え時に腕を振って勢いをつけ直してないか?

フリーフットもこのときに擦っているし







全選手の順位確定後



実況
『オリンピックシーズン特別な世界選手権…日本のダブル表彰台❗』


特別な…ってどういう意味で言っているんだよ?
オリンピックシーズンの世界選手権は普段よりも格上だとでも??



逆だろ


オリンピックメダリストやトップ選手達はよく欠場するし、出場してたとしても
シーズン中のピークはオリンピックに持っていくから合っていないことが多いのにな





日本にとっては枠取りで大事だったかもしれないけどさ