世界選手権2018男子FSの分析

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男子FSのジャッジパネル

Judge No.1    Ms. Agita ABELE (ラトビア)
Judge No.2    Ms. Tarja RISTANEN (フィンランド)
Judge No.3    Mr. Eddy WU (台湾)
Judge No.4    Ms. Susan BLATZ (カナダ)
Judge No.5    Mr. Peter RANKIN (オーストラリア)
Judge No.6    Ms. Veronique VERRUE (フランス)
Judge No.7    Ms. Anna KANTOR (イスラエル)
Judge No.8    Ms. Anna SIEROCKA    (ポーランド)
Judge No.9    Ms. Wendy ENZMANN (アメリカ)


J5はマイナスをつけるべき要素に
0をつけることを複数の選手に対して行なっていますね





○田中選手


4S → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   片手がタッチ·ダウン   -1
   ステップアウト -2


4S+2T → 0

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分


3A → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


CSSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   8)要素が音楽構造を高めている


3T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A+2T → -1

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   片手がタッチ·ダウン   -1


3F → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ステップアウト -2


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3S → 0

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1


ChSq → +2

 プラス項目 4つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


自己採点のGOE合計は-0.1

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084356.jpg
プロトコルのGOE合計は+1.12

自己採点との差は+1.02




○友野選手



4S+2T → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   ジャンプの間に二つのスリー·ターン -2


4S → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


3A+3T → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


FSSp → +1

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   4)規定回転数を明らかに超えた回転

 マイナス要素
   トラベリング -1


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   8)要素が音楽構造を高めている


3A+2T+2Lo → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lo → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


3S → +1

 プラス項目 3つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


ChSq → +1

 プラス項目 3つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している


3F → +1

 プラス項目 3つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


FCCoSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


自己採点のGOE合計は+7.6

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084314.jpg
プロトコルのGOEは+8.36

自己採点との差は+0.76





👏👏👏


日本の3枠確保に貢献だけでなく、
最終順位が5位なので自身の来シーズンのGPSのシード権まで確保


巡ってきたチャンスを活かせるってこういうこと
自分でつくったチャンスを活かせるかは今後次第





○バシリエフス選手



3A → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3A+2T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


3T → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


CCSp → +1

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


3Lo → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


3Lz+1Lo+3S → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2A+2T → +1


 プラス項目 2つ
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3F → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


3Lz → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +3

 プラス項目 6つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


FCCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   6)独創的でオリジナリティがある
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+12.9

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084334.jpg
プロトコルのGOEは+13.62

自己採点との差は+0.72





○宇野選手


4Lo → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   回転が足りない -1
   転倒 -3


4F → -3

 プラス項目 0つ

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1
   回転不足 -1
   転倒 -3


3Lo → 0

 プラス項目 1つ
   6) 入りから出までの流れが十分


FCSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分


FCCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持


3A → -2

 プラス項目 2つ
   1)予想外の/独創的な/難しい入り
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   ステップアウト -2


4T → -3

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る

 マイナス要素
   回転不足 -1
   転倒 -3


4T+2T → +1

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


3A+1Lo+3F → 0

 プラス項目 2つ
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている

 マイナス要素
   拙ない踏み切り -1


3S+3T → +1

 プラス項目 2つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +1

 プラス項目 2つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分


CCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は-9.1

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084308.jpg
プロトコルのGOE合計は-2.36

自己採点との差は+6.74





4Lo

演技中
videotogif_2018.03.26_08.35.03.gif



演技後スロー映像
videotogif_2018.03.26_08.38.54.gif


回転不足UR
レビューありだがスルーされる

エッジに乗れもせずにすっ転んでるのだけど





3Lo
videotogif_2018.03.27_10.44.35.gif

お手手クルン(控えめ)




FCCoSp
videotogif_2018.03.27_10.47.17.gif

キャメルが2回転未満なのでFCCoSp3Vですね
¼回転以上足りないのだけど

レビューなし


もう何回目よ?このスルーの指摘は?





比較として、同じくキャメルの2回転未満でしっかりとVをつけられた
ジー選手のものをどうぞ
videotogif_2018.03.27_13.06.22.gif

これよりも程度は酷くないかな?






3A
videotogif_2018.03.27_11.48.18.gif

ステップアウトでいいよね、この着氷は?

今はGOE採点ガイドラインに記述がなくなっているけど、
ステップアウトは『最終的なGOEが必ずマイナスとなるエラー』
に含まれていたのだけどな




3S+3T
videotogif_2018.03.27_12.52.44.gif

お手手クルン、その2





CCoSp
videotogif_2018.03.27_12.56.25.gif
最後のアップライトが8回転未満なのでCCoSp3ですね

7回転ぐらいしかしていないと思うのだが…レベル4以外にする気がないでしょ、これ
レビューなしでレベル3判定だったら分かるけど、レビューなしでレベル4判定って……



スピンではキャメルの取りこぼしが
見極め難易度としては一番高そうなのにそれだけ取る謎


レベルの取りこぼしとしてはそこが一番マイナスが少ないから
それだけ取って『ちゃんと見てます』アピールでしょうか?




あとPCS

ようやく90よりも低くなったかって感じだが、約89ってなぁ…

自分としては89はノーミス風演技ならギリ許容範囲なので、
3コケなら80前半まで落ちて欲しいわ





○ジン選手


ジン選手が演技前の構えているときに
『ショーマありがとう』って声が聞こえるんですけど

宇野選手の点数が出た時ではなく、他の選手の演技直前って妨害行為ですか??


この声質で1人浮いて声を上げるのってよく聞くんだけど同じ人かな?


5コケでPCSが今季MAXだった平昌オリンピックの85.76から73.22まで急落





○コリヤダ選手



4Lz → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


4T → -1

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   片手がタッチ·ダウン   -1


3A+2T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


FSSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


StSq → +2

    プラス項目   5つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持
   8)要素が音楽構造を高めている


4T+REP → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   転倒 -3


3A → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない
   8) 音楽構造に要素が合っている


3Lz+1Lo+3S → +1

 プラス項目 3つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


2Lo → 0

 プラス項目 1つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る


2A → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数
   7)全局面でのコントロールが十分


ChSq → +2

 プラス項目 5つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   4)全身が関わり十分にコントロールされている
   7)プログラムのコンセプト/特徴を反映している
   8)要素が音楽構造を高めている


CCSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   7)全局面でのコントロールが十分
   8)音楽構造に要素が合っている


自己採点のGOE合計は+0.9

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084320.jpg

プロトコルのGOEは+2.54

自己採点との差は+1.64



いつものように崩れた……もうそろそろフリーの方もまとめた演技が見たい
コリヤダ選手の転倒クワドがGOE-4にならない不思議再び




今シーズンのコリヤダ選手は常に宇野選手よりも少し下のPCSがつけられているので、
いつものように2コケだったコリヤダ選手のPCSは
3コケで本人比でPCSが下がった宇野選手よりも上にしてもらえるかなと思ったが、
結果は宇野>コリヤダに





○ジョウ選手


要素2つ目の4Fが演技中のTESカウンターで3F扱いを受けてます
この踏み切り方で着氷も回転不足だと空中では実質3回転ちょっとですからね




○チェン選手



4Lz → +2

 プラス項目 4つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分
   8) 音楽構造に要素が合っている


4F+2T → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   6) 入りから出までの流れが十分
   7) 開始から終了まで無駄な力が全くない


4F → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分 
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方 


CCSp → +1

    プラス項目 2つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる


StSq → +2

    プラス項目   4つ
   1)エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)シークエンス中に様々なステップを用いている
   5)全身が関わり十分にコントロールされた正確なステップを維持


4T → +2

 プラス項目 4つ
   2)明確ではっきりとしたステップ/フリー・スケーティング動作から直ちにジャンプに入る
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   6) 入りから出までの流れが十分


4T+3T → -2

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   フリー·フットがタッチ·ダウン   -1


4S → -3

 プラス項目 1つ
   4)高さおよび距離が十分

 マイナス要素
   拙ない着氷 -1
   ステップアウト -2


3A → +1

 プラス項目 2つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方


3F+1Lo+3S → +1

 プラス項目 3つ
   4)高さおよび距離が十分
   5)四肢を十分に伸ばした着氷姿勢/独創的な出方
   8) 音楽構造に要素が合っている


ChSq → +1

 プラス項目 3つ
   1)流れがよく、エネルギーが十分で焦点の定まった演技
   2)シークエンス中のスピード、またはスピードの加速が十分
   3)十分に明確で正確  


FCCoSp → +1

    プラス項目 3つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   3)全ての姿勢でのバランスのとれた回転数


CCoSp → +2

    プラス項目 4つ
   1)スピン中の回転速度あるいは回転速度の増加が十分
   2)すばやくスピンの軸をとることができる
   4)規定回転数を明らかに超えた回転
   7)全局面でのコントロールが十分


自己採点のGOE合計は+5.4

で、プロトコルはこれ
Screenshot_20180325-084259.jpg
プロトコルのGOEは+12.51

自己採点との差は+7.11





うん……つなぎが無いのでハッキリ言って途中で演技を見るのに飽きたって思ったけど、
これだけ高難度ジャンプ構成なのはとても凄いし、
勝つ為にどういう戦略をとるかは選手の自由だからね



ただジャッジ達はこのBGMを流したジャンプ大会演技にPCS90以上出すってのは


振付師を廃業にしたいのか??


演技しなくても高PCS出るなら振付師は要らないよ?
セルフでテキトーで十分だよね、これなら
スピンとステップのレベルチェックはテクニカルにしてもらえばいいし



得点発表時に実況が
『フリー219.46は世界歴代2位の記録です』とか言っているが、違うぞ

毎回毎回……故意でないなら選手毎の自己ベストの点数の資料だけ見て言っているのか?


223.20 Yuzuru HANYU World Championship 2017
219.48 Yuzuru HANYU Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2015
219.46 ⇐ここだよ〜
216.41 Javier FERNANDEZ World Championship 2016




演技終了直後のTESカウンターが126.35でそのあとちょっとずつ変わり、126.34で消える
……で、得点発表では127.62に。1.28も上がっている


ステップのレベルが3から4に修正されているのはGOEと合わせて1上がるのだが、
それ以外も演技後にいじってないか?



と、言うのもプロトコルにあるGOEを
上下カットなしの数値から上下カットした数値への変化は
計算間違いがなければ-0.32。下がるのだけど





4F+2T

演技中のGOE1.57だったのがプロトコルではGOE1.86に
GOE+2が5人、+1が4人だとGOE1.57になるので(次の4Fが偶然にもそれだが)
演技後に上方修正された可能性あり




4F

演技中にGOE1.80だったのがプロトコルではGOE1.57に
こちらは下方修正された可能性あり



StSq

演技中にレベル3だったのがプロトコルではレベル4に
左足のクラスターが最後チェンジエッジしてスリーに見えるのでレベル3でいいのでは?

あと演技中のGOEが一瞬0.75になったけど、
レベル3でGOE0.75になるには+2よりも下のGOEをつける人がいないと出ない数字
(例えば+2が1人と+1が1人など)
プロトコルには+2と+3しかないけど、どこに消えたの??



3F+1Lo+3S

演技中のGOE0.93だったのがプロトコルではGOE1.00に

演技中は+2が3人で+1が6人だったのが
プロトコルでは+2が4人、+1が5人に変わってないか?



ChSq

演技中のGOE0.88だったのがプロトコルではGOE1.20に
この要素は明らかに上方修正されてるのでしょうね





うーむ、PCSを高くつけなくてもGOEを上方修正しなくても
圧倒的な優勝は変わらなかっただろうに何でしたのかな



試しにオリンピックFSのPCS87.44とTESカウンターが消える前の126.34を足すと
213.78となるのだが、つまり、これぐらいの点数だと不満だということか…



フリーだと

223.20 Yuzuru HANYU World Championship 2017
219.48 Yuzuru HANYU Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2015
219.46 Nathan CHEN World Championship 2018 ⇐ここに調整?
216.41 Javier FERNANDEZ World Championship 2016
216.07 Yuzuru HANYU NHK Trophy 2015
215.08 Nathan CHEN Olympics 2018
214.97 Shoma UNO Lombardia Trophy 2017
214.45 Shoma UNO World Championship 2017
(213.78) ⇐この辺だと不満?
206.67 Yuzuru HANYU Four Continents Championships 2017


宇野選手のスコアはオリンピックのときに抜いているし、
フェルナンデス選手のスコアを抜くだけならここまで高くするは必要ない

羽生選手のスコアは219.46でも抜いていないし……


フリーだけの点数の不満ではないのか?




試しに総合だと
101.94+213.78=315.72


330.43 Yuzuru HANYU Grand Prix and Junior Grand Prix Final 2015
322.40 Yuzuru HANYU NHK Trophy 2015
321.59 Yuzuru HANYU World Championship 2017
321.40 Nathan CHEN World Championship 2018 ⇐ここに調整?
319.84 Shoma UNO     Lombardia Trophy 2017   
319.31 Shoma UNO      World Championship 2017   
317.85 Yuzuru HANYU Olympics 2018
(315.72)                    ⇐この辺だと不満? 
314.93 Javier FERNANDEZ World Championship 2016   
307.46 Nathan CHEN Four Continents Championships 2017



フェルナンデス選手は高くしなくても抜けるし、
羽生選手の点数は321.40でも抜いていない

羽生選手のオリンピックの点数を抜きたいだけならここまで高い必要はない


最も可能性が高そうなのは世界選手権の前の時点で
宇野選手のスコアを抜きたかったってところか?


タイトルでもランキングでも宇野選手を1位にするのは嫌なのか??
だったら普通に採点すれば?って思うのだが






酷い大会だった……コケ祭りで最後はジャンプ大会
最終グループはフィギュアスケートを見た気がしなかった

最終グループだけで14コケ。クワドの本数は23本でした




ちなみに、先シーズンの世界選手権では最終グループのクワド24本で3コケですよ







⚫おまけ



世界ジュニアで2クワド成功させたトルソワ選手が4Lzを跳んでる動画が上がっていた

4Tと4Sの跳び方は羽生選手に似ていたのだが……


スローにしてみた
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着氷が回転不足なのはもう少しだからガンバレ〜なのだが、踏み切りがね……

お手本はアリエフ選手かな?