●SP
テクニカルでは微妙だけどギリOKかなと思うのはいくつかあったが、そうしていくうちにツッコミどころが無くなった
GOEの文句だけ書きます
シェルバコワ
2A
このSPで見られた2Aの中で最も低い2Aに『1)高さおよび距離が非常に良い』が満たされると思ったらしいJ1とJ5が+4をつけています
3F
トゥで跳んでいないし過度なプレロテで2)を満たさないかと
J2,J5,J6,J8が+4
StSq
転倒しています
大きなエラーなので、起点となるGOEは+2を超えてはならない
転倒での引き下げは-5なので最終GOEは-3以下
J5が-2
坂本選手
LSpのスロー映像後に自ら「微妙、めっちゃ微妙」って言うというね(笑)
J3は坂本選手のアンチか何かですか?
PCSはどの選手にも厳しめのようですが、GOEは坂本選手だけ厳しめですね
3F+3T
トゥで跳んでいないし過度なプレロテで2)を満たさないかと
J8,J9が+4
●FS
コンスタンティノワ選手
2Lz
転倒しています
J4の-2は押し間違いですかね?
グレン選手

ウンス選手
3F
回転不足DGとステップアウトと両手のタッチダウン
大きなエラーなので、起点となるGOEは+2を超えてはならない
引き下げは-3to-4と-3to-4と-2to-3なので最終GOEは-5
J3が-4
トクタミシェワ
全体的に加点が低すぎる
特に単独3Lzはプラス面の必須項目全て満たすように思えるようなジャンプなのにGOE+1以下が半分ってどういうこと??
この選手はお邪魔でしたか?
3A+2T
ブラケットから跳んでますがGOE0をつけたJ8には見えなかったんでしょうかね
シェルバコワ
バカバカしい踏み切りの4Lzもどきがシニア女子に上陸ですね…
シニア男子ではすでにもどきジャンパーが複数人いるので同じことが女子でも行われるだけですけど
残念ながら男子と違ってマトモな4Lzや4Fのクワドを跳べそうなのが女子にはいない
つまりもどきジャンプに対抗できる選手はもどきジャンプしかない現状
正しい踏み切りであるが故にクワドが跳べない選手は何を思うでしょうね
女子は技を競うという点においてはこのままでは終了でしょう
4Lz+3T
4Lz
3Lz
GOEで+4以上をつけたJ1,J5,J6,J8のジャッジ達は
ジャンプの正しい踏み切りが分からないジャッジのようです。半数ですね。
2)は明らかに満たさないのでプラス面は最大で+3。そこから拙劣な踏み切りで-2to-3の引き下げをしたら最終GOEは最大で+1ですよ
エッジ全体を氷面についてるかどうかは今回は微妙だと思うので引き下げはしないとしても、GOEは+3までにして欲しいものですが
というか、1)4)6)の3項目はともかく他の3項目は当てはまりそうにないのですけど
3Lzにおいては
過度なプレロテとトゥで跳ばないツッコミどころ満載のシェルバコワ選手の3LzがGOE+1.52(平均+2.58)
問題ない踏み切りのトクタミシェワ選手の3LzがGOE+1.26(平均+2.14)
質を重要視したルールにしましたってどこがですか????
2A
低空なのはSPと変わりないです
J1とJ8がGOE+4をつけていますが
樋口選手
ChSq1
少しのスパイラルだけって短すぎる。ケガで抜いたんでしょうか?
坂本選手
ChSqがまだ終わってなさそうなのにTESカウンターではGOEがついてましたね??
テネル選手
3Lz+2T
実際に行なわれたのは3Lz+3T。回転数を間違えてます
3Tは回転不足URです
レビューする気がないからそのままにされてしまったんですかね?
ジャンプのレビューは回転数がよく分からなかった場合以外は引き下げですから
もしそうだったのだとしたら間抜けですねぇ…
当たり前ですが+2Tよりも+3T<の方がURのGOEの引き下げを加味しても点数は高いですよ
GOEの引き下げ-2なら+1.09、引き下げ-1なら+1.68高くなります
GOEでは3TがステップアウトにもかかわらずJ1が0、J3が+2をつけています
ステップアウトだと最終GOEは-1以下ですけど
さてさて明らかな誤審としてこの大会で新たに2つの事例が加わりました
●ないスピンのポジションをカウントする
(先シーズン複数の試合、ブレジナ選手のFSのFCCoSpのアップライトがないのをあると誤審)
●ジャンプの種類を間違える
(2019ワールド、クビテラシビリ選手のFS後半4Sを4Tと誤審)
●忘れていた要素を演技後に加える←new
(GPS2019アメリカ大会、サボシン選手FSのChSq)
●ジャンプの回転数を間違える←new
(GPS2019アメリカ大会、テネル選手FSの3Lz+3Tを3Lz+2Tと誤審)
自分が気づいているだけでこの2シーズンだけでこれだけやらかしているわけですが…
ルールなんて分からなくてもやらかしが分かってしまうようになっていってますね
おまけ
興味深いものを見たので
ロシアで分析されたデータです
自分はロシア語が分からないので表しか見てないのですが
フリップとルッツで興味深い数値がでているなと
クワドは跳んでいる選手が少ないのでトリプルで見てみましょうか
高さランキングのようですが、注目して欲しいのはPrerotationの数値です

3Fは宇野選手のもののみコンボのサード3Fのようなのでそれはとりあえず除外して考えるとして、
フリップは30°のもあれば180°のもある
ルッツは30°のもあれば190°のもあると…
何故これだけの個人差があるのかは跳び方がもはや違うからですよね
フリップまたはルッツとされているなかに複数の跳び方があるということ
それが数値に顕れているように思います
他の4種類のジャンプではこんなに個人差はないですよ
プレロテの程度はジャンプの種類によって変わる
原理上ではトウ系ではトゥループが最も大きくルッツが最も小さいと言われている
プレロテが大きいとそれだけ氷の上で勢いをつけて回れるということ
だからプレロテの大きいジャンプの方が簡単なのだが、下手すればトゥループよりもルッツの方がプレロテが大きくて簡単になっている選手がいませんかね?
ルッツでも氷の上で190°も回っていればそれよりも前に逆方向の力がかかることなんて影響ないのでは??
しかもプレロテの大きいものはほぼトゥではなくエッジで跳んでいるというおまけつきです
つま先である点の状態で回るよりも足の裏である面の状態で回る方が簡単ですよね
女子のクワドのデータも
これも高さランキングのようですが(ジャンプの種類が違うのに一緒にしてしまってますね…)注目して欲しいものはPrerotationの数値
トルソワ選手は4Tよりも4Lzと4Fのプレロテの方が大きいことが分かると思います
リウ選手の4Lzで195°ってエッジ系でプレロテが最も大きいサルコウよりもプレロテ大きいですよ
この表の数値が正確かは分かりませんが映像を見て感じるプレロテの大小と数値の大小はだいたい同じだと自分は思います
プレロテは見ませーんってISUが怠けているうちに
ジャンプの難易度が崩壊してしまっていると思いますけどね
もっとも、ジャンプの難易度がLz>F>Lo>S>Tなのは3回転の場合であって回転数が違えば変わると言われているのに、そのまま他の回転数にも当てはめるという手抜き難易度ではありますが