GPF2019男子SP



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ファイナルは6人しかいないので久しぶりに自己採点GOEも書いてみました
次の試合まで間があるのでのんびり書けるってのもあるけど



1つ目のはテクニカルを修正した場合の点数
2つ目はテクニカルを修正してかつ自己採点GOEの点数


つまり1つ目の点数ではテクニカルによる盛り具合、1つ目と2つ目の点数の差がジャッジによる盛り具合の目安ですね
テクニカルのみを見るとエラーがないならジャッジの盛り具合が反映されません
逆にテクニカルがザルだとエラーがスルーだらけになるとジャッジが盛るつもりがなくても差異は大きくなります
テクニカルの差異よりもジャッジの差異の方がISUの思惑を反映していると思います




あくまでテレビ放送を見てのものですけどね…
ちなみに自分はプロトコルよりも厳しめなことが多いです


自己採点のGOEの()の中の数字で正数はプラス面で満たすと思う項目、負数は引き下げ
真ん中が自己採点GOEに係数をかけたもの
右は自己採点GOEとプロトコルのGOEとの差

引き下げ項目は下の※にて書いています




エイモズ選手


テクニカルの修正
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何の問題もないプロトコルだと思います


GOEも自己採点
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こちらもそんなに逸脱してないと思いますね


テクニカルの差異はなし
ジャッジの差異は1.96





ジン選手


テクニカルの修正

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FCSp
アップワードが2回転未満でレベル3


GOEも自己採点
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※1 回転不足DG-3、1ジャンプの着氷が両足-4
※2 拙い着氷-2



テクニカルの差異は0.47
ジャッジの差異は0.48





アリエフ選手

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FCSp
バランス崩してレベル特徴4つ目ができなかったとしか思わないのだけど
プラス評価の方が多いですね

StSq
右足クラスターのあとバランスを崩しました
GOEを見る限りだいたいは引き下げたようですが、
+3をつけたJ1(フランス)は明らかにガン無視ですね

CSSp
足換え後に6回転していません
GOEを見る限りだいたいは引き下げたようですが、
+3をつけたJ2(中国)は明らかにガン無視ですね

CCoSp
キャメルが2回転未満なのでレベル3V



何1つ解説がエラーを指摘しませんね……
ジャンプの前に工夫をして努力しているのは分かるのだけどテクニカルがザルすぎて…


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※1 拙劣な踏み切り-2、回転不足UR-2
※2 回転不足UR-2
※3 トラベリング-1,バランスを崩す-2
※4 拙い着氷-1
※5 つまづき-2
※6 必須回転数に満たない-2


テクニカルの差異は8.62
ジャッジの差異は3.88





チェン選手


テクニカルの修正
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3A
着氷のときにトゥで氷を引っかいているんだけど?
2)3)は満たさないし拙い着氷-1to-3の引き下げなので最大GOEは+2のハズなのだが……。
J1(フランス),J2(中国),J4(ロシア),J6(イタリア),J7(アメリカ),J8(ジョージア),J9(カナダ)がGOE+3以上

4T+3T
4Tで詰まったように見えたのは気のせいかな〜って数字が並んでますね?

FSSp
フライングエントリーから2回転以内に基本姿勢になっていないのでレベル3
先シーズンからずっとこの要素のレベルがプロトコルと一致しないんですけどー??

アリエフのウインドミルからのCSSpがレベル3判定だから、
このテクニカルメンバーはレベル特徴の条件が頭から抜けてるってわけではないと思う

GOEもトラベリングしてるのは気のせいかな〜って数字が並んでますが
+5をつけたJ4(ロシア)は何を見てたんでしょうね?


音楽表現について解説がなんか言ってるが全く同意できないわ


GOEも自己採点
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※1 拙い着氷-1
※2 トラベリング-1


テクニカルの差異は0.53
ジャッジの差異は9.57


ジャンプを着氷したらガッツリ加点になっていますね
テレビで見る限りではそんなに着氷が良いとは思わないんですけど
着氷の流れのなさならトップになれそうだが
これまでは宇野選手がいたけど今回いないから異常さがすごく目立つよ?


ライストで4Lzの高さは66cmになっていたんだが、
ロシアの分析では先シーズンは72cmだった

もちろん毎回同じように跳べないってのは分かるが、
他2選手の高さはあまりロシア分析と変わらないんだが



サマリン選手


テクニカルの修正
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テクニカルについては特になし


4Lz
両足のタッチダウンと着氷でステップアウト
ステップアウトなのでGOEの評価のスタートとなるGOEは+2を上限とする
引き下げは両手のタッチダウン-2to-3とステップアウト-3to-4なので最大GOEは-3
J4(ロシア)が-1

FCSp
トラベリングしているように見えます
半数のジャッジは引き下げてないような?

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※1 拙劣な踏み切り-2、両手がタッチダウン-2、ステップアウト-4
※2 回転不足UR-2、ジャンプの間に2つのスリーターン-3
※3 トラベリング-1
※4 トラベリング-1


テクニカルの差異はなし
ジャッジの差異は2.61






羽生選手

テクニカルの修正

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テクニカルについては特になし


あのさぁ…プラス面が5項目満たすと思うと+5なのね
6項目全部満たす必要はないのね
全項目満たすと思うような要素に複数のジャッジが+5をつけないの謎すぎなんだけど
この選手にだけ項目以上のもの求めてんの??
っていうか最終滑走で何で厳しめなのよ?甘々になることの方が多いと思うのだが

GOEも自己採点
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※1 要件を満たさないジャンプ要素のGOEは必ず-5



CSSpの足換え前はもう少し回って欲しい…
6回転してるとは思うのだが+1とかつけたジャッジは多分回ってないと思って引き下げてると思うわ

そもそもジャンプ1本後半にもってきてジャンプ全部跳んでから他の要素をするのって時間的にきついと思うのだが
キャメルスピンも曲調が変わってるのにサイドで回り続けるってどうなん?って思うし



テクニカルの差異はなし
ジャッジの差異は-1.26